シロハラにはちょっとした思い入れがあるんだな
- Ga

- 3月15日
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更新日:3月16日

今シーズンはなぜかなかなかシロハラを見なかった。以前はこの春の兆しが感じられる時期、カサカサという音が聞こえると、ほとんどシロハラが落ち葉をつついていて、なーんだまたシロハラか、と思ってしまった記憶がある。たまたまなのか、今年はなかなか私はそんなシロハラを見つけられていない。この日は久々にしっかり撮れたので、「いや、ちゃんと来てるんだよ。自分がたまたま見ないだけ」と自分を安心させるためにアップしておきたい。黄色いアイリングが朝の光の中で美しい。(3月7日撮影)
そうそうシロハラについて言えば、すごい思い出がある。数年前、私がよく通った撮影フィールドの公園に、たまたま頭が白化した特徴を持つシロハラが来ていた。白化の模様で同じ個体であることが識別できたのだが、そのシロハラは次の年も、またその次の年も同じ公園のほとんど同じ場所に姿を見せてくれた。はるかシベリアなどの極東方面へ戻り、また冬になると何先キロも飛んできて、広い日本のこの同じ公園、同じポイントにやってくるということを繰り返していたのだ。再びやってきたそのシロハラ君に会えた時は感動だった。私のフィールドを第二のふるさととして覚えてくれたのである。その公園でこの鳥を観察していた人によると5年ぐらいは毎年来ていた後に、最後のシーズン中に姿が消えた。おそらくその公園で命が尽きたのだろうとのこと。山本山のお婆ちゃんにはかなわないにしても、一羽の小鳥にも大きな人間の人生のような重みを感じる。自分がこの歳になって何十年の入院生活をしている今だから余計にそう感じるのだろうな。



