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たまには入院もいいもんだ

  • 執筆者の写真: Ga
    Ga
  • 3月19日
  • 読了時間: 2分

 1週間の入院を終えて二日前に無事退院することができた。タイトルに書いたようなことを言ってしまうと本気で心配してくれた家族に対して申し訳ないが、この結婚生活初めての入院という何十年も経験したことがなかった生活は、いろんな気づきを自分に与えてくれた。そのことはまた別の機会に書くとして、物理的な収穫といえば、まったくフリーな時間が連日何時間も与えられたということ。

 この機会に、まずこのサイトをいろいろいじってみることができた。そして、せっかくケニアまで行ってたくさん写真を撮っておきながらきちんと整理できていなかった野鳥写真を一年ぶりに整理することができた。Lightroomの使い方をあらためて勉強することもできた。こうしたこともなかなかまとまった時間がないと私のような年寄りの頭にはできないものだ。さらに何冊かもってきた本も読むことができた。その1冊が鈴木俊貴先生の「僕には鳥の言葉がわかる」である。以前から娘が買っていたので、チラッとは読んでいたが、今回入院前に「あの本貸して」と言ってもってきたもの。初めてじっくり読ませてもらった。鳥好きにもいろいろあるのはわかっていても、鈴木博士のシジュウカラに対する愛は私の想像を超えていた。ただ客観的に「可愛い」と言いながら被写体として見る私とは次元が異なるものだった。彼の世界的な研究のベースになったのは、何よりシジュウカラに対する愛情なのだろう。それがあったから、あれほどの困難にもめげずに新たな工夫で挑戦し続けられたのだろう。本を読ませてもらって、シジュウカラが人間と同じように言葉を交わして意思を伝えていることはよくわかった。この写真を撮った時も、さかんに話していたのだ。単なる独りよがりのさえずりではない。実際にこのシジュウカラは私の方を真剣に見ることと、このように鳴くことを繰り返しながら動き回っていた。きっと「変な親父がそこにでかい道具を構えてるぞ」「逃げなくてもいいがちょっと注意だぞ」。そんなことを言っているのに違いない。まだまだ私はシジュウカラと会話はできそうにない。(3月7日撮影)

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