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今年はなぜかあまり会えなくて寂しかった【Archive Photo】

  • 執筆者の写真: Ga
    Ga
  • 3月25日
  • 読了時間: 2分

まもなく冬鳥の季節が終わってしまう。もうかなりの冬鳥たちは移動を始めたに違いない。ジョウビタキも私にとって季節を感じさせる代表的な冬鳥だ。もう何年も前の秋に、野鳥を撮り始めて最初に姿と名前をはっきり覚えたのがこのジョウビタキだった。5年前の10月末の妻の誕生日。訪れていた宿のバルコニーから木々を眺めていた時に、たまたま登場してくれたそのシーズン最初の冬鳥もジョウビタキだった。少し前に「この歳になってあと何度ジョウビタキに会える冬を迎えられるのだろうと思う」と書いた。それほど秋になればやってきて春に去っていくジョウビタキは、私にとって年輪を刻むような存在なのだ。

今年は不思議なことにジョウビタキの雌、ジョビ子に出会うことが少なかった。見つけても雄ばかり。このままシーズンが終わってしまうのが寂しくて、3年前の同じ時期に撮った写真からの1枚。この場所はそれまで毎年来ていたのに、そのシーズンは初めてだった。しかも妻と娘を連れて案内していた。「毎年このポイントにジョビ子が来ていたんだ。さすがにもう居ないと思うけど。」と話した直後にこのジョビ子の姿を見つけた。同じ柵や同じ木の間を移動してはこちらを伺っていた。その子の姿を見たのはその年が最後だった。断定はできなくても、私は同じ子が私と家族を待っていてくれたと信じている。(2023年3月11日撮影)

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